2008年6月18日 バンフにて

カナダとアメリカにまたがるカナディアン・ロッキー山脈の最高峰はマウント・ロブソンで3,954m。
ふもとに到着した日はあいにくの雨。近くのキャンプグランドで宿泊し、翌日の天候に期待して就寝。翌朝目覚めると曇り。
がっくりして「ここまできたらもう少し頑張るぞ」とフテ寝を決め込んでまた寝入る。
午前11時に目覚めると、何と滅多に全姿を見せない聖山が真っ青な青空に屹立しているではないか!
またも山の女神に感謝した。

 
 

ジャスパー国立公園の南端にあるコロンビア雪原。
その中にある(サスカナス?)氷河の全長は1.5km。
1882年の調査からすでに約500mは下部が氷解して上部に氷河の下端がある。
地球温暖化を目の当たりにした。
温暖化の原因は?

 
 
雪上車。
積雪や凍結がなければ車でも下端近くに行けるが、
あると、これにのって見物できる。
 
 

世界にはいろいろな人がいるもので、これは手作り自転車。
老後の生き方も千差万別で、教えられるところあり。
乳母車などはまさに個性のオンパレードで、両親や社会の幅の広さに感心した。
型にはまった乳母車しか見かけない日本の思考は、やっぱり隔離された島国の、単一民族の、単一思考を物語っている、と思うのは、飛躍しすぎか?

 
 
レイク・ルイーズ。
よくカレンダーで見かける風景で、自然のバランスがよい。
カナダのジャスパーとバンフ国立公園にはいくつかの国立公園や郡公園が連なっている。
その中の道路の全長は約500kmもあり、すべてがこれに似た絶景が続いているので、すばらしいというべきか、世の中にはこんな世界もあることに絶句してしまう。
 
 
レイク・モレイン。
季節、太陽、現場の位置の関係で、写真撮影には晴天の10~14:00位が良い。湖水は氷河が溶けたもので、それ自体も緑ががっているが、晴天だと空の青さを写したように、空の青さを溶かしたように美しく見える。


すべての絶景を見る(撮る)には、季節、天気、位置の関係が不可欠である。
プロの写真家は天気、位置、シャッターチャンス…を狙って何日も張り込むが、当然である。
時には命を賭けて…。
 
  ハスキー犬とトレッキング。