2008年6月26日 ジャクソンから

ルート40の2200mの峠の雪道

 
 

アルバータ州に入ると牧場の緑の草原が延々と続く。

 
 
牧場主の粋な計らいか、周囲のフェンスの杭には帽子がかぶせてあり、このかず数百~数千。
同じ帽子がないところが憎い。
 
 

ウオータートン・レイクN..Pも美しいが、少し先のカメロン湖はさらにきれい。
湖岸のみやげ物屋の店頭にはムースの親子がきて、貸しボートの下部の水草を食べるという。
親子連れは、やがて子供が子供をつれてくるというから、よほど観光客は環境客に徹している証拠だろう。

 
 
米国に入り、最初はグレッシャーN..P。
河川湖水では釣りが無料で楽しめる。
少年のうれしそうな表情が印象的だった。
 
 
風がないと湖水は鏡になり、
雪山や樹林は美しさを倍加させる。
 
  むらさきの花。
黄・白…といろいろな花が長く厳しい冬を乗り切って
百花繚乱の風情。
 
  数え切れない湖のひとつ。
 
  グレッシャーN..Pの中央地帯は残雪で、まだ通行止めだった。
 
  世界初の国立公園イエローストーン。
世界で最もマントルが近い地表というだけあって、一地方の温泉は発見されているだけで10,000を超える。
最初は予算が付かず、熱意ある人のボランティアが自然保護の先鞭をきった。
 
  マンモス・ビレッジという所の石灰棚。
トルコのパムッカレは純白で有名だが、水量が少なく観光シーズンの限られた時間しか温水を流せない。
ここは、水量は少ないが、100度近い熱水が無制限に流れ出している。
 
  間欠泉。
これで世界から年間3,000万人がくるというのだから、
箱根あたりでボーリングして、「観光間欠泉」でも作れないだろうか。
意図的に地面を掘ったにせよ、高さが高ければ集客効果は抜群と思うが…。
 
 

初めてファイアーウッドを買って、キャンプファイアーをおこす。
地球温暖化に反しているが、ここは野火による山火事を消さないで自然のままにしている所で有名な公園である。
人がもたらす火事防止は当然だが、自然発火による山火事がもたらす種々の結果は、
例え300,000頭以上の大型動物の犠牲があっても、説明できないほどの良い効果があるという。
それが地球の歴史だった。

キャンプファイアーは必ず所定のかまどで、周囲を確かめ、
消火水を用意し…使用後は消火を確認することが原則。
約10kgのマキは5~7ドル。