地球ドライブのノウハウ(39-3)日本出発前の準備


■日本出発前の大体の準備

 1 旅行計画----漠然とした思いつき等から「目的、期間、資金、ルート、人数、車、情報収集」等の
         具体的な計画へ。旅慣れてから難ルートへゆくとよい。

 2 人生選択----小旅行なら不要だが、会社を辞めたりするときは、なぜ旅立つのかの再確認と固い決
         意が必要である。
 
 3 家族説得----急にいいだすと難しくなる。早目に、小出しに、相手の気持ちが整理できる時間を与
         える。旅行前中後は、何かと頼らざるを得ない局面があるので、「絶対反対」と「最
         強な支援団」になるのとでは旅の中身に天と地の差がでる。

 4 情報収集----情報不足はすべてにマイナスで、旅の質はこれに大きく左右される。1〜2年は欲しい。

 5 資金確保----キャッシュカード、クレジットカード、旅行小切手、現金の用意。予算不足で地球ド
         ライブという大切な人生の一部を中途半端にする人が大半だが---とにかく国内では
         死に物狂いで軍資金を十分に貯めよう。必ず何倍もの感動で返ってくるので、苦労は
         後日十分報われる。

 6 語学修習----できるとできないでは天地の差がある。ただ外国を通過しただけでは悔いが残る。
   
 7 健康確認----すべては健康あっての夢である。虫歯や眼等が悪いときは出発までに手入れを終える。
         思春期は旅先で「親知らず歯」等で治療が必要になることが多い。高齢者は動脈(硬
         化)、脳、胃、大腸等の検査が賢明である。

 8 車の選択----予算、目的、ルート、時期、期間、人数、メンテナンス、部品補充可否等で選択。新
         車のバン等を購入してキャンピングカーするなら「購入に3か月、キャンピングカー
         に改造するのに1〜3か月」はかかる。

 9 車の修理技--パンクしたタイヤの交換等、最低限のメカは必要。実態は、結構知らない人が実践し
   術習得   ているが。

 10 必要書類収--地図、車の国際販売・修理網、在外大使館やユースホステル等の住所録等。詳細地図
   集・手続等 は現地でも購入可。
   
 11 工具や食料--不足分は現地でも購入可だが、使い慣れた薬は持参が賢明である。
   品等の携帯
   品準備

 12 車の改造----とにかく頑丈に、安全に、機能的に。

 13 車の徹底的--車は命である。旅先での無用なトラブルを最小限にするためにもほぼ完璧に。
   な点検

 14 引越し先確--親元や親戚なら安心。
   保

 15 旅券取得----各都道府県で可。

 16 黄熱病等の--WHOが各国に求めるのは黄熱病だけだが、各国や本人が希望する予防注射も考える
   予防注射  と数か月間かかる。
   
 17 ビザ取得----当初の3か月以内に入国する国のもので、ビザが要求される国。その他の国は旅行中
         に取得する。

 18 カルネ取得--旅行計画書をつくり、船便を予約して日本自動車連盟でカルネを発行してもらう。車
         検証(車検の期限前でも有効期間を最大にするため車検は可能)に基づき車の国際登
         録証(旅が1年間の有効期間内ならよいが、1年以上のときは有効期限が切れる前に
         本人が帰国して再発行してもらうか、国内の代理人に依頼する)を取得して国際ナン
         バープレートを取得する。ついでにJマークも取得して車体に貼る。
     
 19 車の国際登--カルネを取得しないときは各地の自動車検査登録事務所で取得し、国際ナンバープレ
   録証書   ートも自分で小松自動車工業(03-3474-0211)等に依頼してつくってもらう。
      
 20 住民・所得--家族等に託す手もある。住民登録、健康保険、厚生年金、国民年金、その他の保険、
   税清算   借金の返済等。

 21 車の運転免--旅行期間にもよるが、次期更新までの有効期間を最大に延ばす。
   許証更新

 22 車の国際免--車で入国できる国はすべてこれで運転可能。
   許証取得

 23 車の運送会--タイムリーな時期で最も安い船便捜しは時間がかかる。運送会社によっては現地の支
   社と船便探 店等が受取人になれるが、そうでないときは現地の受取人、その人の住所と予約等、
   し     受取国税関等の条件をクリアーしなければならない。船積み手続一切を依頼する。車
         が現地に着くには1〜3か月はかかる。
   
 24 借家解約と--これぐらいの作業は序の口。旅立後の手間はこの何十倍もかかる。
   引越

 25 郵便局への--親族等の住所へ移す。
   転居届

 26 携帯電話解--海外で使うなら手続きを。
   約

 27 関係者への--ありがたい選別金は貴重な資金。お礼は旅行中の絵葉書、手紙、Eメール等や、帰国
   連絡    後の報告会等で。

 28 送別会------これで背水の陣となり、旅を頓挫して「や〜めた!」とは帰ってこれない効果あり。

 29 車に携帯品--車での生活を機能的に、ガタガタ道や急ブレーキでも荷物が散乱しないように。ほこ
   積載    り対策は万全に。 

 30 車体に地図--これ一つで相当のご利益がある。トラブルもある。
   や言葉を描
   く

 31 後方支援体--日本国内に家族や友人等、全面的なバックアップ体制をつくると心強い。なければ旅
   制確立   が頓挫することもある。

 32 車の消毒----船積み会社がやる場合が多い。

 33 車を港の積--車内の物は必ず盗まれると覚悟し、貴重品は入れない。麻薬等の運搬役にならないよ
   載予定地に うに細心の注意を払う。
   運搬

 34 車に国際ナ--日本国内のプレートは帰国時に使用するので自宅等で保管を。
   ンバープレ
   ート装着

 35 車の燃料抜--通常は船積み会社が税関・船積み手続の一環として実施。
   き、船積

 36 車の運搬船--ここまでくれば、あとは度胸と才覚で。海外旅行障害保険加入。
   に乗船か飛
   行機で渡航

  37 旅準備チェックシート(○=未手続、●=手続済)

   1.○航空券
   2.○クレジットカード兼キャッシュカード
   3.○国際キャッシュカード
   4.○2.〜3.の引落銀行に振込
   5.○4.の英文残高証明書取得
   6.○人車の保険見直し・加入。車の任意保険の解約、自賠責は廃車・登録抹消時のみ解約可能。人
      の海外旅行保険加入(特に救援費用。富士ライフ03-5435-7314は格安で加入可能)。海外
      で治療するときは後日の費用請求のために保険会社から指定された英文等の診断書を予め持
      参する
   7.○車の送り先住所、氏名、電話番号確保
   8.○船会社探しと船便予約
   9.○最初の渡航先の宿泊予約、氏名、住所、電話番号
   10.○必要に応じてホームページ開設準備。海外から写真と記事を送くる準備
   11.○予防注射
   12.○旅券
   13.○日本の自動車運転免許証期限確認
   14.○国際運転免許証、1年後の再発行手続準備(委任状、免許証等の複写)
   15.○車検期限確認
   16.○(車の)登録証書取得
   17.○ビザ取得計画、全行程の写真準備
   18.○カルネ取得 
   19.○船積前のナンバープレート交換、Jマークシール添付
   20.○国際携帯電話
   21.○キャンピングカー設備確認。台所、冷蔵庫、ベッド、収納庫、太陽光発電、予備電池等
   22.○各種購入計画・実施。部品、タイヤ、工具、衣類、調理関係、雑貨等
   23.○必要に応じて現有車処分
   24.○自動車会社の各国のディーラーリスト
   25.○ユースホステル会員証、世界の所在リスト
   26.○必要に応じてノート型パソコン、デジカメ、GPS、インバーター等
   27.○名刺
   28.○海外から部品を注文し、送付してもらう段取り
   29.○必要に応じて電子レンジ、コンプレッサー
   30.○ルーフキャリア、ハシゴ、サイドオーニング
   31.○必要に応じて世界地図ステッカー
   32.○必要に応じて英和企画書
   33.○在外公館一覧表
   34.○1年後の日本での作業。年金手続、カルネ、国際運転免許証、確定申告、車検、自動車税等の
      現金支払費目対策
   35.○自宅での作業

     ○電気
     ○ガス
     ○水道
     ○郵便物
     ○新聞
     ○NTT回線
     ○ITプロバイダー回線
     ○有線ケーブル回線
     ○便所
     ○NHK
     ○町内会費
     ○家の鍵
     ○銀行預け
     ○夏の日除け
     ○近所への通知
     ○冷蔵庫内確認
     
   36.○飛行機でも携帯品準備
   37.○車積載準備
   38.○最初の渡航先での雑貨等の購入計画
   39.○使用頻度が多い重要データ一覧表
   40.○海外で使用するクレジットカードで振込年金が使用できるように振込先変更
   41.○Eメールを複数使えるようにインターネット上のHotmailやGmailでのアドレス開設
   42.○その他(パソコンで電話通信ができるSKYPE加入・設定)

■現地到着後の作業

  1.両替
  2.港等で宿の確保(日本で事前に「日本語が通じるB&B」等を確保すると心強い。車の送り先が必要
    なので、この住所を使うとよい)
  3.車の受取会社で支払い(日本からの船送り会社が指定した現地会社からアライバル・ノーティス書
    を貰ったら、「B&L証書」等持参で行き支払。この後はデリバリー・オーダー書を貰う)
  4.対人強制交通保険加入(任意保険も加入すると心強い)
  5.車の引取り(デリバリー・オーダー書を持参し車の消毒、通関等を経てからコンテナや船倉等から
    車を受け取る。個人でやるか、会社に頼むか煩雑度や料金等で決める)
  6.必要物資購入
  7.ロードマップ、シティマップ、観光パンフレット等を入手

■帰国後の作業

  上記の手順の逆をすればよく、車の受け取りや保険の再加入等が必要

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