■国内で取得 観光用を、旅行代理店等に依頼して取得する。または自分で外務省の地方出先機関で取得する。東京 都の場合、現住所の区役所から@をもらって記入し、以下を添えてJR有楽町駅前の東京交通会館2階 の旅券課有楽町分室等で申請すれば、約1週間で取得可能。費用は5年用が1万円、10年用が1万5千円。 @ 5年用か10年用の一般旅券発給申請書1通 A 戸籍謄本か戸籍抄本1通(発行日から6か月以内のもの) B 住民票1通(発行日から6か月以内のもの) C 顔写真2枚(6か月以内に撮影されたもの、縦4.5cm、横3.5cm、ふちなし、本人の顔と肩迄 写っているもの、正面、無背景、あごから頭髪の上までは25〜29mm、頭髪の上は5〜9mmの背 景、無帽。大き目の写真を持参すれば正確に切って申請書に貼ってくれる) D 本人確認用の公的書類の原本(運転免許証等) E 官製はがき1枚 F 前回取得した旅券(有効期間内の旅券切替には、その旅券を持参すること。期限切れの旅券があ るときは、その旅券を持参すること) G 発給代 ■外国で旅券の記入・押印欄が満杯になったら 現地の日本大使館・総領事館に旅券を持参し記入・押印欄を増頁してもらう。有料で1回のみ。 ■期限が切れそうになったら 現地の日本大使館等で、以下のとおり新規を発行してもらう。有料。旧旅券は「VOID」の印を押され て返却されるが、所持していると盗難にあったりするので、必要がないかぎり、日本の自宅にでも送っ て保管する。 ただし、その後のビザ取得時に「日本出国から今回のビザ申請日までの旅券を見せろ」という国があ るので、そのときのいい訳を考えておこう。「規則で日本政府に返還してしまった」等。全頁のコピー を所持していると役立つ。 ○国内で発給 @ 5年用か10年用の一般旅券発給申請書1通 A 現在の旅券 B 顔写真1(6か月以内に撮影されたもの、縦4.5cm、横3.5cm、ふちなし、本人の顔と肩まで 写っているもの、正面、無背景、あごから頭髪の上までは25〜29mm、頭髪の上は5〜9mmの背 景、無帽。大き目の写真を持参すれば正確に切って申請書に貼ってくれる) C 官製はがき1枚 D 発給代 ○国外で発給 @ 5年用か10年用の一般旅券発給申請書2通 A 現在の旅券 B 顔写2枚(6か月以内に撮影されたもの、縦4.5cm、横3.5cm、ふちなし、本人の顔と肩まで 写っているもの、正面、無背景、あごから頭髪の上までは25〜29mm、頭髪の上は5〜9mmの背 景、無帽。大き目の写真を持参すれば正確に切って申請書に貼ってくれる) C 発給代 D 必要に応じて戸籍謄本か戸籍抄本1通 ■盗難、紛失、破損等での再発行 まず慌てないこと。日本の在外公館がない北朝鮮、モナコ等、合計75か国を除く世界117か国にある 日本大使館等に以下のとおり届出て、新規を発行してもらう。有料。2007年にはマリ、ボツワナ、マラ ウイ、リトアニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ミクロネシアの6か国にも在外公館を増やす予定。 ○国外で発給 @ 旅券紛失届1通 A 5年用か10年用の一般旅券発給申請書1通 B 現地警察署の盗難証明書1通 C 顔写真2枚(6か月以内に撮影されたもの、縦4.5cm、横3.5cm、ふちなし、本人の顔と肩ま で写っているもの、正面、無背景、あごから頭髪の上までは25〜29mm、頭髪の上は5〜9mmの 背景、無帽。大き目の写真を持参すれば正確に切って申請書に貼ってくれる) D 戸籍謄本か戸籍抄本1通(発行日から6か月以内のもの) E 発給代 F (できれば)前旅券のコピー ○国内で発給 申請先は所定の旅券発給機関 @ 旅券紛失届1通 A 5年用か10年用の一般旅券発給申請書1通 B 盗難の場合は現地警察署の盗難証明書1通 C 顔写真2枚(6か月以内に撮影されたもの、縦4.5cm、横3.5cm、ふちなし、本人の顔と肩ま で写っているもの、正面、無背景、あごから頭髪の上までは25〜29mm、頭髪の上は5〜9mmの 背景、無帽。大き目の写真を持参すれば正確に切って申請書に貼ってくれる) D 本人確認用の公的書類の原本1通(運転免許証等) E 戸籍謄本か戸籍抄本1通(発行日から6か月以内のもの) F (できれば)前旅券のコピー G 住民票1通(住民基本台帳ネットワークシステム不参加の自治体の人) H 官製はがき1枚 I 発給代 ■盗難、紛失、破損等ですぐ日本に帰国する場合の「帰国のための渡航書」発行 @ 旅券紛失届1通 A 渡航書発給申請書1通 B 盗難の場合は現地警察署の盗難証明書1通 C 本人確認用の公的書類の原本1通(運転免許証等) D 顔写真2枚(6か月以内に撮影されたもの、縦4.5cm、横3.5cm、ふちなし、本人の顔と肩ま で写っているもの、正面、無背景、あごから頭髪の上までは25〜29mm、頭髪の上は5〜9mmの 背景、無帽。大き目の写真を持参すれば正確に切って申請書に貼ってくれる) E 発給代 F (できれば)前旅券のコピー ■旅券の複写と保管 ○日本は身分証明書の常時携帯を義務付けていない数少ない例外国である。世界では身分証明書の常時 携帯が義務付けられている国が大半で、旅券のカラーコピーを常時携帯し、警官・軍人等から提示を 求められたら、極力これで済ませること。もし本物のみを要求されたら、細心の注意を払い「ホテル にある」「日本大使館に預けてある」等の理由でのりきる。どうしても見せなければならないときは、 第3者のいる所で、しかもなるべく相手に旅券を手渡さないこと。 ○盗難、紛失等で現地の大使館等での再発行や各国のビザ取得等に備え、あらかじめコピーを旅券の保 管場所と別の場所に保管すること。日本の留守宅でも旅券の再発行のための戸籍謄本を取れるように、 万一のときのサポーターに一部預けて頼んでおくこと。